養老保険とは?加入する主なメリット・デメリットを知ろう!

公開日:2023/01/15   最終更新日:2022/11/18

保険について聞かれると多くの方は「病気や事故に備えるもの」というイメージを持つかと思います。ところが養老保険について聞かれると「なんだかよく分からない」といった方も多いのではないでしょうか?養老保険とは保険の1種であり、ほかにはない独自のメリットもあるので、興味があればぜひ参考にしてみてください。

養老保険とは?

養老保険は保険の1つであり、死亡時には保険金が支払われるほか、保険期間が満期を迎えた際にも保険金が受け取れる仕組みとなっています。ちなみに保険には大きく分けて定期保険、終身保険、養老保険の3つがあり、一般的な保険というのは主に定期保険と終身保険の2つを指します。

また、定期保険と終身保険が保証するのは病気やケガ、事故といったリスクだけを対象にしているため、満期を迎えても保険金が受け取れるわけではありません。一方で養老保険は保証に加えて満期完了時には保険金も受け取れる点が異なります。つまり一般的な生命保険は払い込んだ保険料が戻ってくることはないのに対し、払い込んだ保険料が自分の手元に帰ってくる点が養老保険の最大の特徴です。

なお満期完了時に受け取れる金額は死亡時に支払われる保険金と同額であり、さらに途中解約時にも解約返戻金(契約者に払い戻されるお金)が受け取れる仕組みとなっています。

養老保険に加入するメリット・デメリット

ここでは実際に加入するメリット・デメリットについて解説します。

養老保険のメリット

1つ目のメリットは資金を確実に貯められることです。一般的な保険は払い込んだ保険料が戻ることはありませんが、養老保険ならば満期完了時に保険金が手元に戻ってくるため、将来への備えにすることはもちろん、そのまま資産として残したり、家や車の購入にあてたり、子どもの教育費として活用したりなど、さまざまな用途に活用できます。

さらに、満期完了時に受け取れる保険料は支払った保険金額よりも高くなることもあるため、投資とまではいかないものの、資産を貯める方法としても有効な手段です。とくにお金を毎月定額で貯金したり、自力で貯めたりするのが苦手な方でも、この方法なら何もしなくてもお金を貯めることができます。また、保険金が受け取れるということは安心感にもつながるうえ、精神的にも大きなゆとりもできるでしょう。

そして2つ目のメリットは保険期間を自由に設定できることです。たとえば子どもが大学進学するまでの期間に設定することで1人暮らしの費用や入学費用として活用したり、家のリフォームや定年退職に合わせたりすることで資金調達として活用したりできます。このように利用者のライフステージを逆算して、計画的に資金運用できることも養老保険ならではのメリットといえます。

ほかにも、解約返戻金は定期保険や終身保険に比べて割高という点や、保険金の満期を先延ばしにすることで利息を付け、より多くの保険金を受け取れるようになるとったメリットもあります。

養老保険のデメリット

最大のデメリットはほかの保険よりも保険料が割高なことです。一例を挙げるとソニー生命の定期保険料金は月々約6,000円~18,000円なのに対し、養老保険料金は約36,000円と倍近くの差があります。ちなみに生命保険の月々の保険料は平均16,300円という調査結果もあるくらいなので、養老保険がいかに割高であるかがお分かりかと思います。

また、解約返戻金があるとはいえ、早期に解約すると解約返戻金はほとんど受け取れません。つまり手軽に資産を貯められるからと加入したはよいけれど、高い保険料が払えず早期解約すると単にお金の無駄遣いとなってしまい、本末転倒なことになってしまうのです。そのため加入の際には保険料金が払えず途中で解約することがないか、担当者と入念に相談しておくことも肝心です。

そして2つ目のデメリットは保険期間の更新はほとんどできないことです。定期保険であれば満期を迎えると原則、自動更新が適用される仕組みとなっています。一方で養老保険は満期を迎えるとそこで保証内容が終了するため、いざ更新したくてもできないばかりか、保険商品には年齢制限もあるため、場合によっては新規加入すら難しくなる事態も考えられます。このように養老保険は割高である上、契約後のプランの変更がききづらいことも大きなデメリットです。

養老保険の加入がおすすめの人とそうでない人の違い

養老保険最大の特徴は将来への軍資金として最大限活用できることです。そのため手元に少しでもお金を残しておきたい方、老後にお金を残しておきたい方、万が一の際への資金にしたい方など、経済面で少しでもゆとりを持たせたい方には向いている保険といえます。何より人生においてリスクというものは何も病気や事故に限らず、介護費用や教育費用など、お金の問題もあります。定期保険や終身保険がカバーできる範囲は主に怪我や病気といった健康面のみですが、養老保険は経済面もカバーできるため、保証と貯蓄の両方が必要だと考えている方には最適な保険になります。

一方で保険料が割高であることや、契約更新できないことが養老保険のデメリットなので、保険を安く抑えたい方、保険期間を永続させたい方、保険金をとくに必要としていない方にはおすすめできません。また、保険金を延ばして利息を付けたとしても金利は非常に低いため、投資として活用することも避けたほうが賢明です。

まとめ

養老保険はリスクが何も起きなくても保証が適用されることがほかの保険との違いです。定期保険や終身保険は保険期間終了後、保険金が手元に返ってくることはありませんが、

養老保険は保険金が受け取れる仕組みなので、将来への軍資金として活用できるメリットがあります。ただし保険料は割高で契約更新もできないことが大半なので、資金が手に入るからと安易に手を出すのはおすすめできません。そのため加入前には自分に合った保険とは何なのかをじっくりと検討してみることが、賢い保険選びにつながる秘訣になります。

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