オンライン保険相談サービスを利用するメリット・デメリット!

公開日:2022/11/01   最終更新日:2022/11/18

最近では相談や手続きがオンラインで完了するようになっており、保険の相談もオンラインで受け付けるケースが増えています。とはいえ、パソコンをあまり使わない、どのようなデメリットがあるのかわからないと不安を感じる方もいるでしょう。そこで本記事では、オンライン保険相談サービスのメリットとデメリットについて解説します。

オンライン保険相談とは?

オンライン保険相談という言葉を聞いたことがあるでしょうか。オンライン保険相談とは、名前の通りオンラインで保険の相談ができるサービスのことです。インターネット環境さえ整っていれば、パソコンやタブレット、スマートフォンなどから相談ができます。

また、オンライン保険相談サービスの特徴の一つが、無料でサービスを利用できることです。相談を受け付けている窓口は無料で対応しており、保険会社から契約手数料を受け取る形で運営しています。もちろん、数多くの保険契約が獲得できれば窓口の収益が大きくなりますが、かといって無理な勧誘をされることはないため安心しましょう。

また、保険会社に直接相談に行くと、自社の商品しか相談してもらえませんが、相談窓口を利用すれば会社を問わず相談者に合う保険商品を紹介してもらえます。常時2030社の保険商品を取り扱っているのが特徴です。相談に対応してくれるスタッフはFPの資格を保有しているケースが多く、お金に関する基本知識はもちろん、税金や保険に関する知識も豊富なプロに相談できます。

オンライン保険相談サービスを利用するメリット

オンライン保険相談は、オンラインという形式上、非接触で相談可能であることがメリットの一つでしょう。仕事やプライベートが忙しくて時間が取れなくても、移動時間をかけずに相談ができます。さらに、自宅でお子さんの面倒を見ながら、外出先のカフェでスキマ時間に相談するなど、柔軟なスタイルに対応できるのがオンライン相談の魅力でしょう。

また、相談はFP資格を持ったお金のプロが対応してくれるため、保険以外のことも相談可能です。保険の紹介はもちろんですが、家計のやりくりや将来の資金計画、貯蓄に関する相談が可能で、その中で保険商品が必要であれば提案してもらえるのです。つまり、無理な保険の勧誘をされることがなく、相談窓口というフラットな立場からアドバイスを受けられるというメリットがあります。

さらに、オンライン相談窓口は2030社の保険商品を取り扱っているため、相談者に合わない保険商品を無理やり紹介することもありません。複数の会社から自分に合った保険商品を探せるのは、オンライン保険相談ならではのメリットでしょう。

オンライン保険相談サービスを利用するデメリット

魅力の多いオンライン保険相談ですが、デメリットもあります。一つは、接続が途切れてしまう可能性があることです。相談には時間の枠がありますが、接続が途中で途切れると予定よりも終了時間が長くなってしまう可能性があります。

また、保険商品によっては、オンラインで契約不可のものがあることもデメリットでしょう。保険商品の中には店舗で足を運んで契約しなければならないものがあります。せっかく魅力的に感じる保険商品があっても、最終的には店舗に行かなければならない可能性があることは注意しておきましょう。

そのほか、担当者によって提案の質に差があることもデメリットといえます。これはオンラインに限ったことではありませんが、担当者によって知識に差があり、紹介する保険商品に偏りがある場合があります。納得できない場合は無理に契約せず、ほかの担当者に相談してみるのがおすすめです。

オンライン保険相談の大まかな流れ

ここでは大まかなオンライン保険相談の流れを解説します。まず、保険の相談には店舗での直接相談や、自宅または指定の場所に訪問してもらえる訪問型、オンライン相談3つがあるため、どの形式で相談したいかを決めましょう。相談形式を決め、オンライン相談の場合は予約を行います。

予約が完了したら、予約の日時に担当者から連絡があり、ビデオ会議を通じて相談が行われます。その際、聞きたいことを整理しておくとスムーズにやり取りができるでしょう。また、相談の内容によって担当者が適切なアドバイスをしてくれますが、その際、将来設計などを聞いてライフプランを設計してくれることがあります。ライフプランの作成には年収や将来設計、現状加入している保険の情報があると作成しやすいため、自分の状況を整理しておくことがおすすめです。

そして、相談の内容に応じて保険商品を提案してもらえます。紹介された保険商品に魅力を感じたら契約手続きを行い、オンライン相談は終了となります。

まとめ

オンライン保険相談は、オンライン上で保険の相談や契約が完結できる便利なサービスです。非接触で相談ができ、時間の節約になるうえ、無料なのも魅力的なポイントでしょう。ただ、接続状況によっては予定よりも時間が長くなることがある、オンラインで契約できない保険があるといった点はデメリットです。そこで、メリットとデメリットを比較し、自分に合う相談スタイルを選びましょう。また、オンライン相談は事前に予約しておかなければならないケースが大半です。利用するときは手順を事前に確認しておくとスムーズに相談できます。

おすすめ関連記事

検索

【NEW】新着情報

就業保険は数ある保険のなかで、仕事ができなくなった時に役立つものです。それにもかかわらず意外と知らない人が多く、将来経済的不安に陥ったときに活用できずに後悔するというケースもあります。そこで

続きを読む

大雨が原因で生じる洪水、土砂災害、高潮、津波などによる被害を補償するための保険を水害保険といいます。水害保険に加入することで、自身や家族、ビジネスの財産を水害から守り、被害からの迅速な回復が

続きを読む

主婦・主夫に保険は不要と思っている方も少なくありません。しかし、主婦・主夫にもリスクがあることも事実であり、回避するためには保険が重要です。そこでこの記事では、主婦・主夫はどのような保険に加

続きを読む

共済と保険のどちらに加入しようか悩んでいる方も多いでしょう。共済と保険には違いもあり、掛け金や補償内容も異なる場合があります。今回は、共済と保険を比較しつつ違いを解説し、共済のメリット・デメ

続きを読む

  国民病ともいわれているのがうつ病であり、現在も多くの方を苦しめています。新型コロナウイルスの感染拡大で、さらにうつ病の割合は増えたといわれています。治療期間が長くなることでも知

続きを読む

保険の説明において、「返戻率」という言葉を聞くことが多いかと思います。しかし、保険を選ぶ際にはきちんと理解しておく必要があります。今回は、返戻率そのものの意味だけでなく、基本的な考え方や比較

続きを読む

いま、この記事を読んでいる方の中で、終身保険を貯蓄の手段として活用したいと考えている人や、解約のタイミングを考えている人はいらっしゃいませんか?終身保険の解約払戻金は、注意事項をよく読んで確

続きを読む

お子さまがいらっしゃる家庭が検討し始める保険といえば、学資保険。子どもの教育費に関する保険ですが、どのタイミングで加入した方がよいのか、悩まれる方も多いです。そこで学資保険に加入するメリット

続きを読む

保険について聞かれると多くの方は「病気や事故に備えるもの」というイメージを持つかと思います。ところが養老保険について聞かれると「なんだかよく分からない」といった方も多いのではないでしょうか?

続きを読む

介護保険には(公的介護保険)と(民間介護保険)の2つがあることをご存知でしょうか?昨今の日本は年々増加が進む高齢社会を背景に、民間の介護保険への関心が高まっています。そこでこの記事では、民間

続きを読む